[動物愛護行政]野良猫の不妊去勢手術助成対象となる医療機関の市域拡充【令和6年6月定例月議会一般質問】
投稿日 2024/10/29
質問1:ウルシハラ
猫不妊手術費補助金制度については、令和6年度から対象となる動物病院の地域が拡大され、また、補助金額が増額されましたが、あらためて内容についてご説明ください。
答弁1:白井保健所長
猫不妊手術費補助金制度につきましては、猫の不妊手術を行う市民の利便性を向上するために、令和6年度から対象動物病院をこれまでの枚方市内のみから八幡市、京田辺市、高槻市、交野市及び寝屋川市も対象としたところでございます。
また野良猫を保護し、不妊手術を行うボランティアの費用負担を減らすために、野良猫の不妊手術に対する補助額を令和5年度に3,500円から5,000円に増額し、さらに令和6年度には5,000円から10,000円に増額したところでございます。
質問2:ウルシハラ
市民から野良猫の相談があっても保健所は野良猫を捕獲しないため、民間のボランティアが保護・不妊手術を行っています。
枚方市には猫不妊手術費補助金制度があり、拡充されておりますが、対象となる動物病院は枚方市内と近隣市のみです。
ボランティア価格で安価に不妊手術を行ってくれる病院もこのエリアの外にはたくさんあります。
このような病院を利用したくても、現在の範囲では選択肢が少ないという問題がありますが、見解をお聞かせください。
答弁2:白井保健所長
まずは補助金の増額や対象施設の拡大などについて、利用者およびその他の関係者の意見をうかがってまいります。
併せて猫不妊手術補助金制度の実績として、申請数や苦情相談などの推移から、行政が行う事業の在り方を検証してまいります。
要望:ウルシハラ
ボランティアの費用負担が軽減するよう、対象動物病院の選択肢を増やすためにも、大阪府内、京都府内、奈良県内に拡大していただきますよう、要望しておきます。