AEDの自治会館設置について【令和6年12月定例月議会一般質問】

質問1:ウルシハラ

現在、市の公共施設には、主に利用者の救命率向上のためにAEDを設置されていますが、多くの人が集まり公共施設に準ずる地域の活動拠点である自治会館においても同様の考えで設置していくべきであると考えております。

まずは、市として自治会および自治会館について、どのように認識しておられるのかお伺い致します。

答弁1:野田市長公室長

自治会とは、一定地域内の住民がお互いに助け合って住みよいまちをつくるため、さまざまな地域課題に取り組む組織であり、防災、防犯活動など安全・安心のまちづくりにつながる公共的活動に取り組まれており、自治会館は自治会が維持管理をされている、自治会活動の拠点施設であると認識しております。

質問2:ウルシハラ

自治会は、地域住民がお互いに助け合い、安全・安心のまちづくりにつながる公共的活動に取り組まれており、自治会館はその自治会の拠点施設であるというご答弁でした。

公共施設に準ずる自治会館にAEDを設置することは、住民の命を守り、地域の安全・安心を確保することにつながるものと考えます。

私は、この間、自治会館に24時間誰でも使える屋外型のAEDを設置するよう訴えてきましたが、9月定例月議会の一般質問において、自治会館利用者の救命率向上の観点も踏まえ、屋内外問わず設置すべきであると要望させていただきましたが、市の見解をお伺いします。

答弁2:野田市長公室長

市では、自治会館へのAED設置の可能性を検討するため、これまで自治会に対してアンケート調査を実施し、ニーズや課題の把握を行うなど取り組みを進めてきたところでございます。

AEDは救命率の向上に一定の効果があり、自治会が取り組む住民同士の助け合いに有効な設備であると考えられることから、議員ご指摘の点も踏まえ、検討を進めてまいります。

要望:ウルシハラ

以前にも少しお話をさせていただいたかもわかりませんが、十数年前に私は大阪府下の府立高校全てにAEDを配備すべきと提起してまいりました。

で、大阪府の教育委員会は、五か年計画で全ての高校にAEDを配備すると。

予算の関係上、五か年計画でと、短年度ではなかなか1年では難しいと。

そういった方針でした。

ところが、夏の大阪府の高校野球の大会で、投手の方が打球を胸に当てて心配停止の状態に陥りました。

その時たまたま球場に居合わせた救命救急士が、AEDを用いて一命を取り止めたと、こう

いうことがありました。

それが五か年計画の2年目であったと思います。

慌てて府教育委員会は五か年計画を繰り上げて、今年度中の全ての高校に配備しますということでした。

事が起きてから対応するのではなくて、そういうことが起きないようにあらかじめ予想し、対応し、未然に事故を防ぐというのが、危機管理という概念からの観点です。

今日のアンケートの結果、多くの自治会からAEDの設置を望む数が、かなり登ってきております。

万が一が起きてからでは遅い。ニーズがある内にできるだけ速やかに自治会へのAEDの設置を望みます。

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