認知症になっても安心して暮らせる取組の強化について【令和5年9月定例月議会代表質問】

質問1:ウルシハラ

所信表明には、「認知症になっても安心して暮らせる取り組みの強化を図ります」とありますが、安心して暮らせるというのは、不安が無い状態かと思います。

認知症と診断された方は、これから自分がどのようになってしまうのか、大きな不安を抱えていらっしゃると思います。

市として、どのように不安を取り除くお考えなのかお伺いいたします。

答弁1:伏見市長

認知症になっても住み慣れた地域で暮らし続けるためには、認知症本人の思いを尊重し、多様な関わりを持った活動の場に参加することができる社会の構築が必要だと考えています。

そのためには、周囲の理解や見守りの体制づくりが重要で、認知症サポーターの養成や、小学生への出前授業等、様々な手法を用いて周知啓発に取り組んでいるところです。
さらに、この10月からは、認知症本人とその家族の、良好な家族関係を維持することを目的とした「認知症の人とその家族への一体的支援事業」に取り組む運営団体に対する補助制度を設置し、関わり方を専門的に支える仕組みを整備しました。

要望:ウルシハラ

認知症の人とその家族への一体的支援事業を行う団体への補助制度を設置したということですが、安心して暮らせる取り組みの一つではあると思いますが、すべての人が安心できるものではないと思います。今後もあらゆる手法を考慮し、市民が本当に安心して暮らせる仕組みづくりについて引き続き検討していただきたいと要望しておきます。

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