TNR活動
今、妻が津田方面で依頼のあった茶トラを捕獲して事務所に戻って来ました。この子は人が恐いのか大分凶暴です。これから去勢手術をして元の場所に戻してあげます。
昨日は枚方市の南部から依頼のあったキジトラを去勢手術をして戻してあげました。
枚方市内外から多くの依頼があります。
このように捕獲して手術し元の場所に戻してあげることをTNR
活動と言います。
しかしながら手術や治療に係る費用は助成制度はあるもののほとんどはボランティアの自費で賄っており、動物基金の無料チケットを活用しながらの活動となっています。
ただすべて賄えるわけではありません。
枚方市では一匹につき3500円の助成がありますが、これは大阪府下の自治体の最低水準だったためこれを引き上げるよう取り組んで参りました。
まもなく令和5年度の予算審議が行われます。予算案が可決されれば一匹5000円となります。
(飼い猫は従来通り3500円)
枚方市内外の多くの病院では20000~30000円ほどしますのでまだまだ負担は残ります。
環境省はさかんにTNR活動を推奨していますが自治体がTNRをすることは一切なく、また自治体にTNR活動に対しての交付金はほとんどないのでこのような現状となっています。
以前に投稿しましたがこれらのことを含めた国に対しての意見書を枚方市議会に提出しましたが賛成少数で否決され提出することはできませんでした。
反対された党の他市の議員や国会議員は動物愛護に取り組んでいますとアピールされている方もたくさんいてますが、、、
言ってるだけなのでしょうか
これが今の政治の本質かもしれません。
まあ、こんなことを言っていても仕方ないのでやれることをやり、また意見書を提出したいと思います。
いつの日かボランティアを必要としない動物との共生できる日本であるようにと願います。