投票所のバリアフリー化について【令和5年6月定例月議会】
質問1:ウルシハラ
今年の4月に統一地方選挙が執行されましたが、枚方市では当日の投票所を、どのような場所で何箇所設置しているのかお伺いします。
また、投票所には高齢者や車いすを利用されている方など、さまざまな方が投票に来られます。
投票所の中には、段差などがあるところもあると思いますが、どのような対応をされているのかお伺いいたします。
答弁1:藤原総務部長
投票所のバリアフリー化についてお答えをいたします。
当日の投票所につきましては、市内80箇所に設置をいたしております。
内訳といたしましては、学校42箇所、その他の公共施設8箇所設置をしている他、地域の自治会館や集会所などに30箇所設置をいたしております。
段差などがある投票所につきましては、可能な限り簡易なスロープを設置するなど、投票していただきやすい環境づくりに努めております。
質問2:ウルシハラ
段差がある投票所については、簡易なスロープを設置しているとのことでありますが、投票所の中には段差があるにもかかわらず、スロープを設置できていない投票所もあるかと思います。こうしたスロープを設置していない投票所において、高齢者や車いすを利用されている方が投票に来られた場合、本市ではどのように対応されているのかお伺いします。
答弁2:藤原総務部長
本市では地域の集会所に投票所を設置しておりますが、その中には建物の構造上、スロープの設置が困難な場所もございます。
車いすを利用して来られた場合につきましては、投票所の係員が車いすを持ち上げるなどして対応させていただいているところでございます。
要望:ウルシハラ
投票所には高齢者や車いすを利用されている方など、さまざまな方が投票に来られます。
本市では投票所に段差がある場合、簡易スロープを設置するなどの対応をとられておられますが、先日、市民の方から「投票に行っている自治会館に手すりを付けてほしい」というお声もいただいております。
高齢化が進む中、すべての有権者が安全安心して投票できるよう努めていただきたいと思いますが、自治会館では一定の要件があるかとは思いますが、改修する際の助成制度もありますので、所管部署である市民活動課と連携を図り、施設管理者に情報提供しながら、より一層、投票しやすい環境づくりに取り組んでいただきたいという風に要望しますとともに、やはり普段からこういった車椅子を利用される方、高齢者の方が民間の施設・自治会館であっても利用しやすいという、利用促進につなげるような形で市民活動家の方と選挙管理委員会の方で是非とも連携を図っていただきたいなと。
そういう点からもお願い申し上げたいと思います。