藤阪駅周辺のまちづくりについて【令和5年6月定例月議会】

質問1:ウルシハラ
JR藤阪駅西側の藤阪南町地区においては、都市計画提案制度を活用して令和元年度に地区計画が定められた後、民間事業者による開発事業が進められ、地域住民の利便性の向上に寄与する商業施設や歩行空間の確保、公園等の整備に向け、現在、施工中の状況であると聞いております。

一方、JR藤阪駅東側においても、これまで藤阪校区コミュニティ協議会など地元組織によるまちづくりに向けた検討が進められていたと聞いておりますが、現在の状況についてお伺いいたします。

答弁1:中村都市整備部長

JR藤阪駅東側のまちづくりにつきましては、平成26年に藤阪校区コミュニティ協議会や藤阪区、藤阪農水組合など地域の各種団体の代表者から構成されます「藤阪駅前整備促進協議会」よりご要望いただき、駅前交通広場の整備を含めたJR藤阪駅東側を含む周辺のまちづくりについて、勉強会を重ね検討してきた経過がございますが、現時点におきましては具体的な進展がない状況でございます。

質問2:ウルシハラ

藤阪駅駅前エリアのまちづくりについては、地元において検討組織が発足され、種々検討が進められるも、現時点では具体的な進展がないとのことでした。

本地域は鉄道駅の徒歩圏内に位置し、幹線道路や高速道路の交通利便性が高いことや、高齢化による農業の後継者不足もあり、枚方藤阪線沿道で乱開発が進む恐れもあることから、計画的なまちづくりが求められているのではないかと考えます。

平成初期には土地区画整理事業の実施を検討されたものの、直前になって合意形成に至らなかったという風に聞き及んでおります。

当時から30年経過しており、地権者の方々を取り巻く状況にも大きく変化があるのではないかと思います。

現時点であらためて地権者、特に営農者への意向調査をしていく考えはないのか伺います。

答弁2:富田観光にぎわい部長

営農者への意向調査につきましては、本年4月の農業経営基盤強化促進法の一部改正を受け、10年後に目指す地域の農地利用などを示した「地域計画」を、令和7年3月末までに策定することを目指し、現在、農業委員会におきまして、市街化調整区域内の農地所有者等に対して、「今後の農業経営意向に関する調査」に関するアンケートに取り組んでいるところでございます。

質問3:ウルシハラ

今回のアンケート調査については、調査目的の違いはあるものの、一定数、地権者の意向が把握できるのではないかと思います。今回、実施される営農者への意向調査の結果を踏まえ、再度、まちづくりに向けた検討を進めていく考えはないのかお伺いします。

答弁3:中村都市整備部長

まちづくりを進めていく上では、その区域内の地権者の機運の高まりや合意形成が重要であると考えております。アンケート調査による営農者のご意向も参考にしながら、まちづくりの必要性など検討していく考えでございます。

要望:ウルシハラ

できるだけアンケートの意向調査を速やかにまとめていただきまして、まちづくりにつなげていただきたいという風に思っております。

もちろん農業継続して行いたいという意向が強ければ、農業に従事していただければいいかと思いますけれども、見るところ枚方市内の駅周辺でまとまった市街化調整区域が駅前にあるのは藤阪駅だけですね。

ですから駅前開発等々、営農者・地権者の方の意向がそういう方向に向けば、是非ともその方向で藤阪駅周辺のまちづくりに着手していただきたいこういう風に思います。

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