[動物愛護行政]啓発活動(ポスター作成)について【令和3年9月定例月議会】

質問1:ウルシハラ

令和元年度に枚方市独自の動物愛護標語ポスターを作成し、掲示することを提案させて頂き、作成されたポスターは令和2年9月の動物愛護週間に、市内の小学校図書館並びに動物病院などに掲示されました。
しかし市民に動物愛護の精神を助成するためには、期間を限らず更に多くの人の目に触れやすいものにする必要があると意見しましたが、今後の計画についてお伺いいたします。

答弁1:白井保健所長

議員お示しのとおり、より広い世代に向けて動物愛護の精神を啓発することも重要であると考えており、ポスターは年間掲示できるような標語やデザインを検討しているところです。

また作成後は、市民が入手しやすいよう、保健所のホームページからポスターをダウンロードできるようにする予定です。

要望:ウルシハラ

ボランティアの支援態勢につきましては、これまでも何度か質問をさせていただきました。
枚方市の保健センターにおいて動物である犬や猫の保護をされているという風に思われます。
しかしその費用は公費で賄われているわけです。
それで犬に関しましては、狂犬病予防法に基づいて捕獲されると。
しかし猫においてはそういった根拠はないので中々保健所に相談しても捕獲してくれない、
そのようなケースの場合にほとんどボランティア団体にその事例が回ってきているというのが現状なんです。
子猫の場合、非常に病気になりがちな時が往々にあるんです。夜間の救急病院なんかに搬送しますと、一晩で10万円以上の費用がかかるといったことも頻繁にあるわけなんですね。
こういった状況の中で、本当に動物愛護というものに関して気持ちはあっても中々費用の面で追いつかない、それでも目の前に一生懸命生きようとしている猫達がいればほっとけない、何とかして助けてあげたい、そういった現状の中で今ボランティアの皆さんが必死になって活動しているということ。
これは市長も含めて行政として認識していただきたい。
すべてを保健所に押し付けるという、そういったものではありません。
もちろん飼い主責任というものもあると思います。
途中で飼養放棄して「もう面倒見きれんからお願いします」というような身勝手なことは許されるべきではありません。
しかしながら現状では独り暮らしの高齢者の方、病気でどうしようもない、誰か面倒を見てくれないと私がいつどういう状態になるか陥るか分からない、こういった時に誰か引き受けてくれる人を探そうにも探しようがない。やがて相談に回ってくるのがボランティア団体のところ。引き受ければやっぱりそれなりの費用もかかってくる。
こういう現状を是非市長認識してください。そして共に民間も含めて動物愛護というものをもっともっと推奨していきましょう、ということであればこの点についてその役割をどうしていけばいいのか、官と民の役割って一体何なんだろうということを考えてください。
民の方々は労力は惜しみません。しかしそこに伴う費用というのが中々追いついていかないというのが現状であるということ是非市長には御認識をいただきまして、ボランティアの支援体制についても行政としてどこまでできるのかということを共に考えていただきたいという風に思います。
この質問に関しましてはいつも保健所長に御答弁いただいていますけれども、中々保健所の確保している予算の中ではそこまで追いついていないというのが現状だと思われます。
ですから白井保健所長に何か無理難題を言ってばっかりでいるようで申し訳ないんですけども、その点は市長が是非カバーしてあげていただきたいという風に思います。
それからポスター作成についてですね。
去年ポスターを作成されたのはいいんですけれども、枚数がなんかわずか80枚程度だと
いう風に聞いております。紙質もかなり粗悪と言ったら申し訳ないんですけれども、あまりいい質のものを使っていない。これでは外には掲示できないなと、屋内しか掲示できないなという風に思いました。
より多くの方に目に留まるように、知っていただくようにするにはやはり屋外掲示も含めて年間通じて掲示できるようなポスターを作成していただきたいという風に思います。
屋内では限られたところしか貼れないような気がしますのでね。外でも掲示ができるというそういったものを作っていただきたい。
そして動物愛護の啓発活動をもっともっと充実していただきたいということを申し上げまして私の質問を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

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