保育園や幼稚園などから小学校への円滑な就学について【令和5年9月定例月議会代表質問】

質問1:ウルシハラ

伏見市長は所信表明において「保育園や幼稚園といった就学前児童施設に通うすべての子ども達が小学校へ円滑に就学できるよう、本市独自で策定するプログラムを推進していく」と表明されました。小学校への就学における課題については、保育園や幼稚園から小学校に進学した際に、小学校での生活や雰囲気になかなか馴染めず、落ち着かない状況が長く続く、いわゆる「小1プロブレム」といった問題が度々、取り上げられており、どの地域においても解決に至っていないのが現状ではないでしょうか。
現在、本市において取組まれているプログラムの策定は、令和4年度から3年間の取組みで行われているとお聞きしていますが、この社会問題にもなっている大きな課題に対し、市として、どのように取り組んでおられ、また今後、どのように克服しようとされているのか、お聞きします。

答弁1:伏見市長

このプログラムは、5歳児から小学校1年生にかかる2年間を架け橋期と捉え、どのように乗り越えていくのかを重視しながら、0歳から18歳までの学びに繋げられるよう、学びや生活の基盤を育むことを目指しており、就学前児童施設の保育士等と小学校の教員とが、同じ課題に対して一緒に交流や研修を行うとともに、子ども達自身も含めた交流も既に開始しています。
今後、これらをベースに、本市独自のプログラムを作成し推進することで、全ての子ども達が、誰一人取り残されることなく、スムーズに学んでいけるよう、しっかりと取り組んでまいります

要望:ウルシハラ

本市は、大阪府下では2市のみが採択されている「国の幼保小の架け橋プログラム」に関する調査研究事業に採択されており、今年は採択後2年目として取り組んでおられます。取り組んでおられる課題はとても大きく、困難な物ですが、このプログラムが完成し、その効果が認められれば、子ども達や保護者の皆さんの心強い味方になるのではないでしょうか。
是非ともこのプログラムの策定を進めて頂くとともに、その効果検証も含め、子ども達のためにしっかりと行っていただきたいと要望しておきます。

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