残骨灰の取扱いについて【令和8年6月定例月議会一般質問】
質問1:ウルシハラ
私は、令和6年9月の一般質問で、この残骨灰に含まれている金・銀・パラジウムなどの有価物を抽出・売却し、その売却益を施設整備等の財源に充てている自治体が増えてきていることから、本市でも同様の運用を実施していくべきではないか、という趣旨で質問しました。
ちなみに金の相場は、40年前は2000円前後で推移していましたが、現在ではグラム2万円が相場、10倍に高騰しています。
その時の答弁で、市は「今後の国や他市の動向、市民のご意見、ご遺族のご意向などについて調査等を行っていく。」と答弁され、その後アンケート調査が実施されました。
アンケート結果では骨売に含まれる有価物の売却に関しては、全体の7割の方が賛成、またはどちらかといえば賛成ということでした。
これは非常にセンシティブな事柄ですので、おそらく賛成の方の中にも慎重なご意見をお持ちの方は少なくないと思いますが、アンケート結果からもこれら有価物に関しては売却などの有効活用の方法を検討する必要があると思います。
そこで確認ですが、こういった有価物を売却している自治体は大阪府内にどれくらいあるのかお聞きいたします。
答弁1:北尾環境部長
残骨灰に含まれる有価物の売却で得られた収益を、施設の維持管理や修繕等の財源として活用している大阪府内の自治体につきましては、本市が確認したところ、大阪市、高槻市、飯盛霊園組合など、9市町、1組合の合計10団体でございます。
質問2:ウルシハラ
有価物を売却している大阪府内の自治体の状況は理解しましたが、先程の答弁にもありました、飯盛霊園組合においては、構成する守口市、門真市、大東市、四條畷市の4市の人口が約42万人であり、年間の火葬件数も枚方市に類似しており、当組合のホームページには有価物の売払いなどの情報が掲載されています。
また、大阪府外にはなりますが、先日の京都市の報道発表資料でも、売却により市が収入を得ている状況が確認できます。
こういった他市の状況をはじめ、ご遺族や市民等のご意見を踏まえ、今後、市としてこの残骨灰に含まれる有価物を、どの様に取り扱っていくお考えなのかお聞きします。
答弁2:北尾環境部長
有価物を含む残骨灰の取り扱いにつきましては、故人の尊厳やご遺族の心情などに配慮を求める意見が多くあることを踏まえつつ、市民の皆さまにご理解を頂ける最適な運用に繋がるよう、他市の状況等も参考とし、慎重に検討を進めてまいります。
要望:ウルシハラ
売却するにあたっては、遺族の同意が必要なのは言うまでもありません。
読売新聞の報道によれば、他紙の状況ではございますけれども、熊本市においては「2022年残骨灰に含まれる有価物を初めて売却。2023年にかけて1億6200万の収益を得た。
2023年度の収益は福岡市1億4900万円、北九州市1億600万円、同年度に始めた大分市は約3600万円」と報道されておりました。 枚方市におきましてこれほどの金額になるかどうかは別としまして、やはり多くの自治体がこの残骨灰の取り扱いについて、売却してその収益を施設の維持管理に当てているということからも、枚方市におきましても次回の指定管理者を選定する際には、この残骨灰の取り扱いについても十分検討するように求めておきたいと思います。