「ひらかた万博」の取組、東部地域の活性化及び市域における観光ツーリズムの展開について【令和5年9月定例月議会代表質問】

質問1:ウルシハラ

昨年度より「ひらかた万博」と称した取組を進めておられるようですが、正直、何を進めているのか、何をやりたいのか見えにくい状況です。

また、東部地域の活性化に関しては、就任以来、何年も前から同じことを言われ続けていますが何一つ変わっていないのではないでしょうか。
そこで、ひらかた万博や東部地域の活性化について、これまで取り組まれてきた内容をお伺いいたします。

答弁1:伏見市長

ひらかた万博については、地域経済の活性化やまちへの愛着向上を目指し、昨年度に新たなビジネス創出に取り組む「ひらかた万博共創プラットフォーム」を設置しました。

現時点での登録事業者は100を超え、より一層に取組を促進するよう、空飛ぶクルマや東部地域活性化など特化したテーマの部会を設置し、具体化に向けて検討を進めています。

また、2025年には、地域資源を活かし多くの人を呼び込み楽しむことができる事業者や市民等によるイベントが市内至るところで開催されることを目指し、進化、発展性のあるイベントをパビリオン事業として位置づけ、行政のみならず多くの事業者等により、くずは夜市やひらかたアウトドアくらわんか等、これまで約40事業を実施しPR発信をしてきました。
東部地域の活性化については、既存建築物の有効活用に向けた検討をはじめ、東部地域活性化部会において農地や里山等、豊かな地域資源を活かした新たなビジネスとして、観光コンテンツや特産品の創出に向け、事業者や地域と連携を図りながら検討を進めているところです。

質問2:ウルシハラ

これまで様々な取組はされていることは理解しましたが、いずれも目に見える形として現れていないようです。

観光コンテンツの創出はすぐに形になるものではないものの、2025年の大阪・関西万博は目前に迫っており、悠長に検討しているという状況ではありません。

さらに、観光客の増加に伴い、例えば観光バスの駐車場であったり、トイレであったりと解決すべき課題も出てきます。
本気で東部地域の活性化や観光ツーリズムを展開していくならば、環境整備などに費用を投じる必要があるのではないでしょうか。
そこで、改めて東部地域の活性化や市域における観光ツーリズムの展開について、市長の決意をお聞かせいただきたいと思います。

答弁2:伏見市長

東部地域は市街地から車で30分程度の距離にありながら自然回帰できる、我々現代人にとっては非常に貴重な場所であり、美しい景観をつくりだす里山など魅力ある地域資源が豊富にあります。

このまま何もしなければ山林や農地が荒廃するのは目に見えており、私としては何とか次世代に残していきたい、また、市民をはじめ一人でも多くの人にこの東部地域の魅力を知ってもらいたいと考えています。
その一方で、東部地域の活性化については、地域住民の理解を得ながら進めることが大切です。

東部地域の魅力を活かした発展に向けては、関係者と対話を重ねながら、市外や国外からも魅力を感じて訪れていただける観光ツーリズムの実現に向け、環境整備についても整えていきたいと考えています。

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